話題のネム(NEM)ってどんなコイン?
現在の価格推移
※チャート提供:Zaif
※レート情報は各取引所のAPIを利用して表示しています。サーバ負荷などの関係で反映が遅れる場合もありますので、正確な価格は必ず各取引所のサイトをご確認ください。
日付 | イベント |
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6/25 | 株式会社LCNEMにより、NEMの技術を活用した「日本円連動ステーブルコイン」が販売が開始される |
巨額流出事件で注目を集めるネム(NEM)。 流出事件は注目を集めますが、ネム自体は一体どういったコインなのでしょうか。 学んでいきましょう!
ネムの基本情報
現在の価格※2019/2/17 18:00の価格 | ¥4.5187 |
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発行上限枚数 | 90億枚 |
承認アルゴリズム | PoI |
24h変動比率 | -1.1% |
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7days変動比率 | 7.7% |
30days変動比率 | -26.5% |

目次
ネム(NEM)ってどんなコイン?
ネムは2015年3月に公開された比較的新しい仮想通貨です。
新しいとは言っても、仮想通貨時価総額ランキングでは上位に位置しており、日本国内でも一般的な通貨の一つと言うことができます。
ネム(NEM)の名前の由来
ネムとはNew Economy Movementの頭文字をとった略称で、政府や国に縛られない経済活動を目指す仮想通貨プロジェクトに端を発しています。
その思想に賛同し出資をおこなった投資家たちにネムは配布されました。
ネム(NEM)のはじまり

ネムのはじまりはすこし特殊なかたちです。
ビットコインではマイニングと呼ばれる作業によって発行枚数が増えていくのに対して、ネムの場合は約1600人の投資家に8,999,999,999XEM(ネム)もの大量のネムが最初に均等に分配されることによって始まりました。
最初に発行上限枚数まで発行されているので今後新規にネムが発行されることはありません。
ネム(NEM)の特徴
ハーベスティング
ネムでは承認方式にPoIを採用しています。PoIとはProof of Importanceの略で直訳すると「重要性の証明」という意味です。
よく知られているビットコインの承認方式PoWとの違いは一体何なのでしょうか。
見ていきましょう。
まずPoWでは仕事量に応じて報酬が支払われる仕組みになっており、具体的に仕事とはビットコインを使った取引を計算して、
それらが正当に行われていたかを確認することによって新規のビットコインが発行される仕組みとなっています。
この作業は大量の計算を高速で行う必要があるため、いまでは個人の参入は殆ど不可能な状態となっており、マイニングを専門に行う事業者が実質的に支配している状況です。
対してネムが採用しているPoIでは、重要性スコアに応じて報酬が支払われる仕組みです。
重要性スコアは、そのアカウントがどれだけのネムを持っているか、どれだけの取引を行っているかを指標に各アカウントがいわば採点される仕組みです。
PoIについて説明する前に、ネムの承認作業であるハーベスティングについて理解する必要があります。
上述の通りネムは新規の発行がありません。そのためハーベスティングという形で承認作業が行われ、それに対して報酬のネムが支払われるかたちになっています。
報酬のネムは新規発行されるのではなく、手数料から差し引かれてハーベスティングを行ったアカウントに支払われます。
ハーベスティングを行うアカウントは重要性スコアに応じてランダムに選ばれます。
NEM公式によるとハーベスティングの特徴は下記の4つということができます。
①特定のハードウェアを必要としない
②膨大な電力を消費する必要がなく、コストがかからない
③ただ保持している人よりも、取引を多く行った人のに報酬が支払われる
④コンピューターの電源が入っていなくても参加することができる
ハーベスティングに参加できるのは10,000XEM以上(2018年1月現在約80万円)持っているアカウントのみです。
管理している団体を持たない仮想通貨では分散された各々のPCで協力して承認作業を行う必要があるためそういった形になっています。
ここで最も特徴的なのは「④コンピュータの電源が入っていなくても行うことができる」ではないでしょうか。
取引に対して計算を行う必要があるにも関わらず、PCの電源が入っていなくてもいいとはどういうことなのでしょうか。
スーパーノード
実は実際に計算を行うのはハーベスティングを行うアカウントのPCではなくスーパーノードと呼ばれるアカウントのPCです。
スーパーノードと呼ばれるアカウントになるには300万XEM(2018年1月現在約2億4000万円)以上保有しており、かつ24時間いつでも動作可能なPCが必要です。
つまりハーべスティングに参加するアカウントはスーパーノードアカウントに計算を委任しているため、PCの電源が入っていなくても報酬を受け取ることができるのです。
スーパーノードアカウントになるにはかなり厳しい条件が課せられていますが、その分得られる報酬は圧倒的に高額です。
富の再分配
ネムのはじまりが特定の中央集権に縛られない経済活動を目指した経済活動プロジェクトであることは冒頭でお話しましたが、ハーベスティングの仕組みにもそれは表れています。
スーパーノードが計算を行い、そこで得た報酬が一般のアカウントにも分配される、という仕組みのため、従来のように特定の人しか承認作業に参加できない、という問題は解消され富の再分配を目指していることがわかります。
ただハーベスティングに参加するだけであれば多額の資金やPCへの知識などは必要なく、ほとんど誰でも参加することができると言うことができるでしょう。
まとめ
コインチェック社の巨額流出事件で注目を集めたネムですが、ネム財団側もTwitter上で「できる範囲での手助けはなんでもやる」と協力に積極的な姿勢を見せています。
2017年は価格の変動が話題となったネムですが、その思想を見ると共感する人が多く人気なのもうなずけます。
現在、金融庁認可済みの仮想通貨取引所でネムの取引ができるのはDMMビットコインだけとなっています。
ネムの取引を始めたい方はぜひ口座開設しておきましょう!
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